激しい内戦で多数の犠牲者や亡命者を出した、1980年代の中米エルサルバドルの内情を描いた戦争ドラマ。無名の俳優オスカー・トレスが少年時代の体験をつづった脚本を、メキシコ出身のルイス・マンドーキ監督が映像化。むごたらしい戦争の悲惨さや無意味さを母子のきずなを絡めて語り明かす。
・・・重ッ・・・!
はい、重いです。激重です。
正直言ってこの手の映画からはできる限り逃避したいと思うタイプなのですが・・・
見てしまいました。そしてやっぱり辛い。重い。
自分でももう一度見るにはかなり気力振り絞らないとだけど、これはたくさんの人に
できたら見て欲しいなぁ。特に若い世代に。
実話に基づいて11歳の少年の視点からストーリは流れていきます。
12歳になると強制的に徴兵されてしまうと言う現実を目前に怯えながら、その中でも
少年らしい日々を送るが、それすらも簡単に壊されてしまう。
銃声ってこんなに怖いんだな、と思った。
銃ってもんが本当に怖いと思った。
指先一つで簡単に人が殺せちゃうんだな。
こんなの、実話じゃなきゃいいのに。
ただの大げさな戦争映画で、最終的にハッピーエンド、とかならどんなに良かったか。
観てる途中でもまだそんな甘い展開を期待してしまったけど、ホント甘かった。
これは現実で、しかも既に起こってしまったことで、さらに同じ状況は今も世界の
どこかで起こり続けてる。
なんかこんなの見て「戦争はよくない。私にも何かできることは」とか言えない。
できない。何もできない。
目の前で何かが起こっていても、真っ先に考えることは逃げることだろう。
でもその場にいる人には逃げることもできないのだ。
少年たちの顔つきがどんどん変わっていってしまうのが切なかった。
鑑賞後しばらくは外の街の感じに馴染めませんでした。いやマジで。
現実感に乏しいって言うか。
でもきっとこんな感情はそのうちまた日常に紛れて忘れていってしまう。
それがまた悲しくて辛い。
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